五月祭であったフォーラムについて

2017/ 06/ 02
                 
先日、東大本郷キャンパスであった五月祭の催しで「大学入試改革!問われる新たな能力~現場と家庭は何をすべきか~」と題したフォーラムを聴いてきました。
百ます計算でおなじみの陰山英男先生や、元文部科学副大臣の鈴木寛先生もいらっしゃり、貴重なお話をうかがうことができました。

2045年には「シンギュラリティ」というものが起こるとされているのですが、この「シンギュラリティ」とは、AI(人工知能)が人間の知能を超えることを指していて、私たち人間が今までしてきた仕事が今後はAIにとってかわられる場合が多くなることが予想されているらしいんですね。
私たちはその状況に対応していかなければならないわけですが、新し大学入試では、そのために必要な「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を問うような出題がされる予定だということでした。

学校にはこれらの能力を子どもにつけていただけるように全面的にお願いしたいところですが、日本の教育現場はとても予算不足らしくて(T_T)
東大の年間授業料は約54万円なのですが、アメリカのハーバード大はなんと約600万円!
あまりにも予算が少ないので、どうしても先生が集団に対して一方的に授業する形式になってしまうらしいです。
なかにはすべての先生の授業やテキストをiPadに内蔵していて、家庭で授業を受けて教室では質問やディスカッションをするような学校もあるようですが、まだまだ従来の形で授業されている学校が圧倒的に多いですよね。
教育国債を発行するという案も出ているのですが、なかなか議論が深まっていかないそうです・・・・

部活動については、文部科学省は熱心にしなければいけないとは言っていないのですが、昔からの伝統で今も土、日も一日中部活動をするような学校が多いそうです。
部活動にやりがいを感じているお子さんはいいのですが、内申書の評価を気にしてしかたなく続けているお子さんもいらっしゃるようで、保護者の方が悩みを話されていましたね。

お話を聴いていて、結局はこれからの時代に対応していくには家庭でいろいろ取り組んでいくしかないんだなと思いました。
親が子どもに指示してばかりではなく、子どもに考えさせて行動する機会を増やしていく必要がありますね。
娘にも「学校や塾の授業はオーダーメイドじゃないんだよ」といつも話してきたのですが、先生方はとにかくお忙しいので、私も先生にはあまり依存しすぎないようにしていました。

時代がどんどん変化していってついていけるか心配ですが、娘の人生はあと70年くらいは残っていると思うので、自分の力で人生を切り開くべく努力していってほしいと願っています。

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コメント

        

不勉強で「シンギュラリティ」ということばをこの記事で教えていただきました。そういうことが起こるということは以前から私も想像していましたので内容的にはいよいよ一般化したなと思います。また新しい学力観についてもこのような読者の方の多いブログで書いていただくとたくさんの人にわかりやすいと思います。以前のコメントで今の東大の様子も記事にしてくださいとお願いしておきながら諸事都合で読ませていただくのが遅くなりすみませんでした。またこちらのブログにもコメントをいただいてありがとうございます。「シンギュラリティ」が想定されているときだからこそ、日本はもっと教育に生きたお金をかけるべきだと私も共感させていただきます。このあとの記事も興味深く読ませていただきました。これからの記事も楽しみにさせていただきます。
Re:コメントありがとうございます♫
私も、以前孫正義さんのお話を拝聴したときに「シンギュラリティ」という言葉を初めて耳にしました。
人間はこれからAIを超えていかなければならないのですから大変ですね・・・・
孫さんは「孫正義育英財団」を設立し、優秀な人材にはポケットマネーで奨学金を出されるそうですが、娘にも、未来の子どもたちの手助けができるゆとりを持ってくれたらと願っています。

文章構成が未熟でお恥ずかしい限りですが、可能な限り発信していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。